PROFILE
現場を知る診断士でありたい

中小企業診断士
池ヶ谷 亮
(いけがや りょう)
私は製造業のメーカーで、営業と生産管理の両方を経験してきました。営業として販売・価格交渉・物流に携わり、生産管理として生産計画・在庫管理・原価管理を担当する中で、原料の調達から製造・出荷・販売まで、モノづくりの一連の流れを当事者として見てきました。さらに、本社側から東南アジアの製造拠点と生産連携を行い、基幹システムの刷新プロジェクトにも、生産管理の立場で関わってきました。
経営の助言を『外から』する立場ではなく、現場でモノづくりと向き合い、売る側の苦労も知り、海外拠点との連携やシステム導入の現場でも汗をかいてきた当事者です。
その経験から確信しているのは、経営の課題は、現場とコストの実情を知らなければ本当には解決できないということです。理屈の上では正しくても、現場で回らない提案には意味がありません。私は、自分が実際に経験してきたことをもとに、『実行できる支援』をお届けしたいと考えています。
なぜ、診断士になったのか
製造業の現場には、毎日まじめにモノづくりと向き合いながら、「もっと良くできるはず」という思いを一人で抱えている人がたくさんいます。生産管理として現場に関わるなかで、そうした人たちの力になりたいと感じるようになりました。
一つの会社の中だけでなく、同じ悩みを持つ製造業の役に立ちたい——その思いを形にするために、中小企業診断士を取りました。
会社員を続けながら活動しているのは、現場にいるからこそ見えること、学べることがあると考えているからです。日々の業務のなかで自分自身も学び、成長し続けながら、いまも同じ景色の中にいる一人として、隣で一緒に考えられる存在でありたいと思っています。
現在も製造業の現場にいます
私は現在も、製造業の現場で実務に携わりながら活動しています。生産計画や在庫、原価といった日々の動きの中で起きている課題を肌で感じ続けたいと考えているからです。過去の経験を語るのではなく、現在進行形の実務感覚を、そのまま皆さまの支援に還元します。ご相談は、平日夜間・休日やオンラインを中心に、柔軟に対応します。
3つの実務経験
生産管理と営業の両面
製造業のメーカーで、生産計画・在庫管理・原価管理といった生産管理の実務と、販売・価格交渉・物流といった営業の実務の両方を担ってきました。作る側と売る側の両方を知るからこそ、現場が続けられる「仕組みとしての改善」を、利益の視点とつなげて一緒に考えられます。
海外拠点(東南アジア)との生産連携と輸出入
本社の生産管理担当として、東南アジアの製造拠点と生産指示・生産調整を通じて連携してきました。本社と海外拠点の間で起きる難しさ——生産調整、納期や品質情報のやり取り、距離による温度差——を実務で経験しています。あわせて輸出入・通関の実務にも携わり、海外に関わる生産や物流を、モノの流れまで含めて実感を持って支援できます。
基幹システム刷新の経験とAI活用
基幹システムの刷新プロジェクトに、生産管理(使う側)の立場で関わり、導入そのものの難しさを実感してきました。だからこそ「入れて終わり」にしない——導入後に形骸化させない視点が欠かせないと考えています。加えて私自身、日々の業務でAIツールを活用し、個人でもアプリケーション開発を行っています。システムの導入そのものを代行するわけではありませんが、『現場で本当に使われるか』という視点で、一緒に考えます。
なぜ、この組み合わせが珍しいのか
私の専門の中心は生産管理です。実務経験に加え、ビジネス・キャリア検定(生産管理)や簿記で体系的にも裏づけてきました。その軸の上に、売る側を知る営業の経験、海外拠点との生産連携、そしてAIの実践が積み重なり、基幹システムの刷新にも生産管理の現場側で関わってきました。経営の助言は世の中に数多くありますが、生産管理を中核に、『売る側の視点』『海外のリアル』『現場目線のシステムとAI』を一人の視点でつなげて語れることは、私の強みだと考えています。一つの課題を複数の角度から立体的に捉え、貴社にとって本当に実行できる道筋を一緒に探します。
保有資格
- 中小企業診断士
- 通関士
- ビジネス・キャリア検定 2級(生産管理プランニング)
- ビジネス・キャリア検定 2級(生産管理オペレーション)
- QC検定3級(品質管理検定)
- 日商簿記検定2級
- ITパスポート
生産管理の知識に加え、フォークリフトや玉掛けの技能講習も修了しています。机上の知識だけでなく、実際に現場で体を動かしてきたことも、私の支援の土台です。
通関士の資格を持ち、生産管理の実務の中で輸出入・通関に関する業務にも携わってきました。海外拠点を持つ企業にとって、現地の運営だけでなく、部品や製品の輸出入・関税・物流コストといった『モノの流れ』も重要な経営課題です。海外に関わるご相談では、こうした観点も踏まえて検討します。
これまでの主な実績
診断士として独立した支援の事例は、これから積み上げていく段階です。一方で、製造業の現場では、次のような成果を当事者として上げてきました。これらの実務経験こそが、現実的で実行可能な提案の土台になっています。
調達・製造・営業がそれぞれの都合で動き、全体では利益を取りこぼしていた状況に対し、各部門の状況を一つにつないで把握。在庫量と販売量をどう動かせば全社の利益が最大になるかを判断し、部門間の調整役として方針をそろえ、利益改善につなげた。
自分の担当範囲だけでは物流・輸送のムダが見えにくい状況で、担当領域を越えて在庫状況を横断的に把握。輸送や保管まで含めて全体最適となる計画に組み替え、コストを抑えた。
拠点ごとに欠品と過剰在庫が同時に起きていた状況に対し、各拠点の適正在庫を算出し直し、保管能力の配分を調整。在庫の総量は変えずに、需給の変動を吸収できる形にバランスを組み替えた。
個々の製造単位の視点では気づきにくい運用課題が装置に潜んでいた状況。工場全体を見渡す立場から問題を発見し、設備改造を提案。装置の運用課題を解決し、現場が回りやすい状態に改善した。
※守秘のため、企業が特定されない範囲で抽象化して記載しています。具体的な金額・製品名・取引先は記載していません。
※公的機関からの専門家派遣や、同業の先生方との共同支援については、支援機関・士業の皆様へのページをご覧ください。
大切にしていること
現場で回ること
正しいだけの提案ではなく、貴社が実行し続けられる支援を
導入して終わりにしないこと
仕組みが定着し、改善が回り続ける状態まで
誠実であること
無理な勧誘や、できないことを請け負うことはしません
対応エリア
静岡は全国有数の製造業の集積地です。私自身も製造業の現場で働きながら、地元のモノづくり企業の力になりたいと考えています。静岡・東海エリアを中心に、全国オンライン対応。地元はもちろん、遠方の企業ともオンラインを通じて深く伴走します。
こんな方に、お役に立てます
できることと、できないことを正直にお伝えします。ご相談前に、相性を見極めるための目安としてください。
お役に立てる方
- 生産計画が特定の人に依存し、属人化している
- 在庫が増えている、欠品と過剰在庫が同時に起きている
- 営業と工場の連携が悪く、調整に苦労している
- 海外拠点との生産調整・連携に課題がある
- システムを導入したが、現場で使われず定着していない
- 現場とコストの両面から「実行できる」助言がほしい
お役に立ちにくい場合
- 平日日中の常駐や、即日の緊急対応が必要な場合
- 製造業から大きく外れた、高度に専門特化した領域(M&A・事業承継・相続・人事制度設計など)。専門外のため、必要に応じて適切な専門家をご紹介します